カナダで一年間働けるワーホリ。費用を最大限に抑えながら留学経験ができるのは魅力的ですよね。ワーホリビザは、学校に通うことも観光も就労もできる、いわゆる“エリートなビザ”です。
カナダのワーホリ留学を最大限に活用する10の方法を教えます。
1)最初からワーホリビザを使わない
2)最初は観光ビザで入国
3)仕事が決まってからワーホリの切り替えがベター
4)英語力が高い人は最初からワーホリで入国がお勧め
5)入国の時の注意点、リスクを知る
1.最初からワーホリビザを使わない?
ワーキングホリデー(ワーホリ)とは
「日本とカナダの若者が、互いに相手国を最長 1年間訪問し、 その滞在を通して相手国の文化に親しみ、カナダ及び日本について理解を深めることを目的としています。」
とカナダ大使館のWebサイトに記載があります。
ワーキングホリデーでは最長1年間カナダに滞在できて、カナダ国内で働き、学校にも通える(最長6ヶ月まで)、 とても便利なプログラムです。 本当にすごいんです!
通常、カナダで働きたい場合、働き口を見つけて、その会社にスポンサーになってもらい、 手間とコストをかけ就労ビザの手続きをしてもらいます。カナダ移民局の許可が下りて、やっとカナダで働けます。ワーキングホリデーの場合、ワーホリビザを保持していればカナダで働ける権利が得られます。
ワーホリビザは一生で一度だけ申請できるビザです。
1年以内の留学予定で、留学後、再度カナダに戻ってくる予定がない人は、ワーホリでスタートしても問題ありません。しかし、多くの留学生はカナダが好きになって、また将来働きに戻ってきたい!という方は多いのです。英語力がある程度ついている状態なのに、カナダに戻ってきて働くことができないと嘆く方は多いのです。
インターンシップ経験や働く経験をしたいということであれば学生ビザでも可能なのです。ただし、専門学校やカレッジなどのプログラムに付随しているコープやインターンシップコースの範囲内にはなりますが、有給のインターンシップもありますし、1か月からのインターンシップもあるので、ワーホリ以外の選択肢にも目を向けることをお勧めします。
ワーホリは1年間カナダで働ける魔法のビザです。若い人は特に大切にタイミングを見て使いましょう。
2.最初は観光ビザで入国
1年以上滞在したい人は、観光ビザで入国することも可能です。留学前半戦の3~6か月の間に英語力を伸ばす必要があるので、ワーホリビザのまま過ごすのはもったいないです。最初は観光ビザで入国して、滞在中にワーホリビザに切り替えるという手段もあり、ワーホリビザの有効期間が長ければ長いほど雇用先には雇ってもらいやすいです。英語を勉強して、ワーホリビザがもう残り数か月という方も多いです。雇用主はできるだけ長く働ける人を採用する傾向が高いのです。
☆観光ビザからワーホリビザへ切り替える注意点はこちらから→注意点のリンクへ
3.仕事が決まってからワーホリの切り替えがベター
ビザを切り替える前に、ワーホリ申請を完了させておく必要があります。申請後はワーホリの許可証が届きますが、その許可証を持っていれば、観光ビザや学生ビザからいつでもワーホリビザに切り替えられる状態です。ワーホリの許可証は発行されてから1年は有効ですので、1年以内に国境にもっていくと切り替えが可能です。国境でビザの切り替えを行う際にワーホリビザの原本が渡されますので、その日から1年間ワーホリビザが有効です。語学学校を卒業する2週間~1か月前から仕事探しを始めましょう。面接の際には仕事が決まったらワーホリに切り替える予定なので、それから1年働けますと雇用主に伝えると好印象を与えることができますよ。
4.英語力が高い人は最初からワーホリで入国がお勧め
英語力が既に高い人や、留学後は働く目的でカナダに絶対戻ってこないと決めている人は、ワーホリスタートが逆にお勧めです。英語力があれば、カナダ到着後すぐに仕事を探して働くと、丸々1年働けます。
5.入国の時の注意点、リスクを知る
とても重要なことを何点か覚えておきましょう!
・入国審査で入国の目的を聞かれた際に、絶対に「カナダに働くために来ました」と言ってはダメです。ワーホリの目的は「働くため」ではなく「相手の文化理解を深めること」ですので、間違えても働くためと言ってはいけません。「観光や英語の勉強などいろんな経験をしたい」と言って入国すると良いです。
・入国審査で「働くところは決まっているか」という質問に対して、仮に決まっていたとしても絶対に「決まっています」と答えてはいけません。目的が「働くために入国した」とみなされるので審査に引っかかる可能性があります。
・観光ビザで入国する場合、片道チケットではなく、必ず往復チケットで帰りのフライトチケットがある状態で入国しましょう。
・観光ビザで入国した場合、万が一審査官にワーホリの許可証が下りていると判明した場合、正直に観光の後にワーホリに切り替える予定ですと答えること。
ワーホリビザ申請の最新情報や申請方法は以下のサイトがお勧めですよ。
http://workingholiday-syrup.com/