人気の留学地は、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドとありますが、最近ではカナダの高校留学が大人気。
カナダの高校留学を選ぶ理由として以下の8つが挙げられます。
1.治安がとにかく良い
2.教育水準は世界トップクラス
3.留学費用がアメリカ、イギリスと比べて断然安い
4.英語が標準的でナマリがなく綺麗
5.差別がない
6.国民性が基本的にフレンドリー
7.高校の入学条件は高くない
8.日本人が少ない
1. 治安がとにかく良い
英経済誌の調査「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」で発表した「世界の都市の住みやすい都市ランキング」で、カナダのバンクーバー・トロント・カルガリーはトップ10に入るほど住みやすく治安が良いのです。カナダでは他国のように大きなテロがなく、2016年2月にイラクとシリアに実施している過激派組織イスラム国(IS)への空爆も中止すると公言したため、より安全に国と最近では更にカナダへの人気が高まっています。
http://www.sankei.com/world/news/160209/wor1602090038-n1.html
2. 教育水準は世界トップクラス
カナダは意外と知られていませんが、教育水準は世界の中でもトップクラス。OECDによるPISAの学力テストでも、日本のように国を挙げてテスト対策はしていませんが、トップ10に毎回ランクインしています。大学もアメリカの教育水準と同等と言われており、高校留学に関しては、入学条件も低く入りやすいので、留学地としては人気があります。
授業の質は高く、才能を伸ばすための教育が基盤としてあります。特に学校の施設や教室などは、州が教育費用をかなりつぎ込んでいるということもあり、最先端の教育を提供しています。スーパーラボや電子リニアモーターカー、3Dプリンター、CADなどを取り入れる学校もあります。
オーストラリアやニュージーランドの高校を卒業するのは比較的簡単といわれていますが、カナダの高校はしっかり勉強しないと卒業できません。逆に言うと、卒業後にしっかり自分のスキルを伸ばしたい学生さんにはお勧めです。
3) 留学費用がアメリカ、イギリスと比べて断然安い!
以下がそれぞれの国を比べた高校留学の比較表です。
国 |
年間の留学費(目安) |
|
カナダ |
公立 |
200~250万 |
私立 |
250~300万 |
|
アメリカ |
公立 |
300~500万 |
私立 |
400~700万 |
|
イギリス |
私立 |
400~600万 |
オーストラリア |
公立 |
200~250万 |
私立 |
250~300万 |
|
ニュージー ランド |
公立 |
180~220万 |
私立 |
250~300万 |
カナダはオーストラリアとニュージーランドとほぼ同等の留学費用ですが、アメリカとイギリスと比べるとかなり安価に高校留学ができます。
9割以上のカナダ人の親は、子供を公立の学校に通わせます。なぜなら、公立の高校でも十分に教育水準が高く、大学進学の際も公立から有名大学に進学ということも多いのです。教育制度は、州毎の管轄でその地域に合わせた教育があります。カナダの高校からアメリカの大学への進学率も高いと言われています。
4.英語が標準的でナマリがなく綺麗
カナダの英語はどの国と比べてもとてもきれいだと表現されます。オーストラリアやニュージーランドは独特なナマリがあり、アメリカも州によってはナマリがあります。イギリスはイギリス英語なので日本人にとっては馴染みにくいと言われています。標準的な英語を身に着けることで、ナマリがある英語にも対応しやすいと言われています。
5.差別がない
カナダは多国籍国家で、世界中の移民や避難民の人も平和に生活している国です。競争よりも、協調性や共存を重視する国で、教育の中でもDiversity(多様性)について考えさせるようにしています。教科書の中にも、肌の色が違う人や、ターバンを巻いている人、障害のある人、髪の毛の色が違う人などを登場人物で入れているという工夫もあり、よりお互いを尊重しようという姿勢が強い国でもあります。
こういった背景から、カナダの人は日本人だからといった差別はほとんどありません。アメリカやイギリスに行ったことのある人であればわかると思いますが、日本人は色眼鏡で見られて、人種差別の言葉を浴びせられることも多々あります。オーストラリアも地域によっては差別的なことを言われる場合もあります。
カナダの場合、「一切の差別」は法律で禁止されています。国籍・人種・宗教・年齢・身分など様々な差別を禁止しているので、仕事探しの履歴書にも、写真を貼ってはダメ、国籍を書いてはダメ、年齢を書いたらダメなど、徹底しています。
6.国民性が基本的にフレンドリー
カナダ人はとてもフレンドリーです。初対面の人や、バスで隣になった人、スーパーのレジで隣に並んでいる人など、気軽に「今日天気良いね」「そのシャツいいね、どこで買ったの?」など、とてもフレンドリーです。また、問題が起きても、あまりその人を追及するといったことはせず、その問題をどうやって解決しようという話し合いになるので、人としても魅力的です。
7.高校の入学条件は高くない
カナダの高校の入学は難しいと、いろいろなウェブサイトで見受けられますが、そんなことはありません。比較的入学条件は低いです。過去2,3年分の成績表(中学校の成績など)を提出することが条件ですが、成績が低くてもあまり問題はなく、一番重視されるところは出席日数です。英語力も特に見られませんので、重要なのは、この学生がしっかりカナダの高校で通学できる能力があるかが大事です。
8.日本人が少ない
ニュージーランドやハワイの高校留学では、学校の日本人の割合が高いと言われています。中には8割近く日本人という学校もあるそうです。カナダの場合、日本人の比率は多くても10%ほど。学区をしっかり選べば、各学校に日本人が1,2人という学校もあります。
当ウェブサイトを運営しているウエストコーストは、バンクーバー周辺の高校留学を専門にサポートしています。
BC州の教育制度は、カナダ全土の中でもトップクラスと言われています。大学進学もしやすい環境です。
→カナダ高校留学のお問い合わせはこちらから