国際社会で活躍するために、英語力は必須です。2011年に財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が行った面白い調査があります。調査対象は、国内の上場企業3712社、国内大学1159校と信憑性の高いデータです。
上場企業と国内大学から見た、語学留学の必要性トップ5をご紹介します。
1.9割の企業がグローバル人材の育成をより重視
2.84.5%の企業が英語を使用
3.スピーキングとリスニングの必要性が増加
4.9割の企業が社員への英語力向上を必須とする
5.8割弱の企業がTOEICを採用時の参考に
1.グローバル人材育成…企業の9割以上が「重要」
ほとんどの企業はグローバル人材育成の重要性を感じています。9割の企業がグローバル人材育成のためには英語でのコミュニケーション能力としています。
2.84.5%の企業が英語を使用
なんと調査対象の上場企業の84.5%が英語を社内で使用しているという驚きの調査結果です。日本国内の事業だけでは上場企業はもはや生き抜いていけない時代です。企業に入ってからでは、「私は英語が苦手なんです…」と言えなくなる時代が来るかもしれません。
3. 3年前と比べ、スピーキングとリスニングの必要性が増加
TOEICもリーディングやリスニングだけのテストだけではなく、今ではスピーキングやライティングも重視されてきているようです。テスト対策で上がる英語力ではなく、「本当に使える英語力」を求める傾向が高いようです。
4.英語コミュニケーション能力向上に9割が意欲
社員の英語力向上に関してもっと上げていきたいと考えている企業が9割以上ということ。ほとんどの企業が英語は「あった方が良い」という概念よりも「必須である」と考えているようです。
5. 77.7%の企業が採用時TOEICスコアを参考に
就職活動や転職活動で今は主流となっているTOEICが採用時に見られています。TOEICだけでは英語力は測れませんが、」企業のほぼ8割型英語力に注目しているということです。
まとめ。
ほとんどの大手企業は、新入社員に対して、英語力を必須としています。また、文法や文章読解のような英語力ではなく、英語でのコミュニケーションがしっかりできる人材が求められてきているようです。語学留学では、目標と留学プランをしっかりさせれば、これらの英語力を総合的に伸ばすことができます。