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日本で考えられないカナダの教育事情トップ10


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世界でもカナダの教育水準はトップクラスとされています。カナダの個性や才能を伸ばすことに焦点を当てた教育やグローバルな視野を持ったリーダーの育成はカナダならでは。

日本の教育と比べて、日本では考えられないカナダの教育事情をご紹介します。

 

1. カナダの教員は副業OK!残業なし、長期休暇あり
2. 受験戦争の概念がない。個々の才能を伸ばすキャリア教育
3. エリート教育や問題児への教育などには「野外教育」
4. いじめは個人の問題ではなく、社会問題として考える。いじめ撲滅運動を徹底
5. 小学校では、昼休み時間は教室を閉めて、必ず子供を外で遊ばせる
6. カナダの教員は、2教科以上教えられるので選択教科も多い
7. 障がいを持った生徒も一緒に授業を受ける
8. カレッジや大学の中には、おじいちゃんやおばあちゃんも一緒に学んでいる
9. 名門大学に行くのではなく、何を学ぶかが大切
10. 問題のある生徒にはチームを組んで対応

 

1. カナダの教員は副業OK!残業なし、長期休暇あり

カナダの教員は教職以外の副業が許されています。どちらかというと教員以外の職業経験があった方が採用の際に優遇されます。実際に、幅広い経験と知識を持っている方が生徒に進路についても自分の経験に基づいたアドバイスができます。カナダの教員は午後3~4時には帰るので残業はしません。夏休みも2か月ほどしっかりと休むので、心にも余裕ができます。

 

 

2.受験戦争の概念がない。個々の才能を伸ばすキャリア教育

日本と違って、カナダは高校受験や大学のセンター試験が存在しないので、中学や高校で受験対策のための勉強ということは行いません。もちろんアカデミック教科は勉強しますがそれ以上に、写真、演劇、アート、メカニック、アニメーション、3D、建物建築、ビジネス、心理学などの選択教科に力を入れており、学ぶ楽しさの動機づけや個々の才能を伸ばすキャリア教育がそれぞれの公立学校に存在します。

 

 

3. エリート教育や問題児への教育などには「野外教育」

チームビルディングやリーダーシップ育成、コミュニケーション能力の向上などに最も効果的な手法として、野外教育が注目されています。キャンプやクライミングカヌーなどのアウトドア活動も含め、振り返りなどをしっかりプログラムの中に盛り込んでいて、エリート教育や、逆に問題行動のある生徒のためのプログラムとしても幅広く浸透しています。

 

 

4.いじめは個人の問題ではなく、社会問題として考える。いじめ撲滅運動を徹底

いじめ問題の対応は、地域や各学校がそれぞれで対応するのではなく、「Prevnet.ca」というカナダの大学教授達が作ったいじめ問題に取り組む専門組織が、効率的にいじめ問題に対応できるような体制作りを行います。カナダではいじめは個人ではなく、社会全体の問題として、地域イベントやメディア、アーティストなども協力していじめ撲滅運動を推進しています。

 

 

5. 小学校では、昼休み時間は教室を閉めて、必ず子供を外で遊ばせる

カナダの小学校では天候に関わらず、昼休み時間に必ず生徒を外で遊ばせます。子供は自主的に遊ぶ方法を考え、五感を使って遊びます。1日の動く時間も増えるので体力もつきますし、同時に学力の向上にもつながります。

 

 

6.カナダの教員は、2教科以上教えられるので選択教科も多い

カナダの教員は、最低限2教科は専門教科を教えることができます。例えば理科の先生がビジネスについて教えていたり、英語を教えていたりします。教員になるためには多くの知識と経験を必要としますし、教育実習や研修制度はしっかりしているので、教員一人一人のスキルはとても高く、それぞれの学校には特色のある選択教科も多く存在します。

 

 

7.障がいを持った生徒も一緒に授業を受ける

インクルージョン教育といって、小学校の時から障がいを持った生徒と一緒の教室で授業を受けます。小さいときから一緒に勉強するため、それぞれの生徒は障害を持った生徒にも自然に接し方を覚えていきます。小学校1年の時に手話を教える学校もあり、同じクラスに耳の聞こえない生徒がいると、小学校を卒業するまでにクラス全員が手話で会話できるようになるなど、カナダ人は障がい者への接し方に慣れています。

 

 

8.カレッジや大学の中には、おじいちゃんやおばあちゃんも一緒に学んでいる

カナダのカレッジや総合大学に入ってみると、60,70代のお年寄りも勉強していることをよく目にします。カナダは全国民に教育を保障しているので、カレッジや大学などの教育機関にいつでも学べる環境を整えています。解雇された人やキャリアチェンジをした人は、カレッジなどで新たに実践的な資格を取ったりプログラムを受講して、手に職をつけて再就職を目指すので、大人も自由に学び直しができる教育制度です。

 

9. 名門大学に行くのではなく、何を学ぶかが大切

カナダで名門大学に行きたい!と話すと「何で?」と聞き返されます。名門大学で卒業すればよい仕事に就けるということではなく、どちらかというと「何を勉強したいの?」ということが大事で、その学問に強いカレッジ・大学をお勧めされます。カナダのカレッジ・大学は地域に必要な人材を育成するというミッションが明確なので、大学のブランドよりも、就職の際もこれまでのボランティア・インターンシップ経験や、大学で何を学んできたかということが重要とされています。

 

10. 問題のある生徒にはチームを組んで対応

発達障がい(ASD)を持った生徒や問題行動のある生徒には、担任が全てを背負って対応するということはありません。それぞれの教育委員会には、問題行動のある生徒のために、スペシャルチームが必ず組まれており、音楽療法士、ユースワーカー、心理士、精神科医、テクノロジー担当、など校長や教頭も含めてその生徒が必要とするサポートチームを組み対応していきます。また、小学校から中学校、高校、大学と学校を移行する際にも、これまでのサポート履歴やサポートチームからのレポートをまとめたファイルも一緒に学校に移行されるので、教育機関ではよりその生徒に合ったサポートを受けられます。


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