為替(かわせ)とは、簡単に言うと、今持っているお金(日本円)を違う国(アメリカやヨーロッパなど)のお金の通貨(ドルやユーロなど)に交換する方法です。
参照:http://1spread.seesaa.net/article/107257322.html日本からカナダへを送金する時に、為替について知らないと損することも。この記事では、カナダへ海外送金する時の為替についてご紹介します。
1.日本円をカナダドルのに交換する時の為替レート
2.カナダへ送金する時の送金レートと為替手数料
3.実際に100万円をカナダに送金するといくらになるの?
4.海外送金手数料の比較
5.留学エージェントが定める「固定送金レート」に注意
1.日本円をカナダドルのに交換する時の為替レート
カナダ留学の場合、カナダドル1㌦=85円の場合、100万円をカナダに送金すると、CAD$11765(100万円÷85円)を送金できます(手数料は抜きにして)。逆に、1か月後にカナダドル1㌦=95円と10円アップすると、同じ100万円をカナダへ送金しても、CAD$10526(100万円÷95円)と85円の送金の時と比べると約CAD$1240ほど少なく送金していることになります。つまり送金や換金のタイミングで、100万円の送金をするときは学費約1か月分ほどの節約をすることができるのです。
2.カナダへ送金する時の送金レートと為替手数料
為替には、日本円からカナダドルに換金する送金レート(TTB)とカナダドルから日本円へ換金する送金レート(TTS)があります。その間の仲値がTTMと呼ばれます。基本的に留学前はカナダへの送金になるのでTTSレートを覚えておきましょう。カナダから日本へ帰国する際、余ったカナダドルを日本円へ換金する必要があるので、その時はTTBが関係してきます。
参照:http://www.chibakogyo-bank.co.jp/kojin/tameru/gaika/kiso.html
カナダドルの場合は、仲値(TTM)レートから、1.6円ほどが為替手数料になっています。
3.実際に100万円をカナダに送金するといくらになるの?
例えば、2016年3月11日に100万円を三菱東京UFJ銀行からカナダに送金した場合、TTSレートが86.6円なので、CAD$11547(100万円÷86.6円)を送金できます。
逆に、留学終了後に10,000カナダドルが残っていて、日本へ送金する場合は、866,000円(CAD$10,000×86.6円)の送金になります。
現在の送金レートを確認しよう!:http://www.bk.mufg.jp/gdocs/kinri/list_j/kinri/kawase.html
4.海外送金手数料の比較
まず、海外送金にかかる手数料は2種類、日本の銀行が取る送金手数料と、カナダ側の銀行が受け取る受金手数料があります。
参照:http://studyincanada.ciao.jp/shinan/money1.html
三菱東京UFJ銀行では、海外送金手数料が3500円と銀行の中では安い方です。また、カナダの銀行側の手数料(受金手数料)が$17.5(TD銀行)取られるので、1回の海外送金では5000円ほどは送金手数料になると考えましょう。海外送金手数料を、安く抑えたいのであれば、ゆうちょ銀行がお勧めで2500円ほどです。TTSレートはどこも大体同じですので気にしなくて良いでしょう。
1回の海外送金で4000~5000円かかるので、海外送金は1回でまとめてやる方が節約できます。
5.留学エージェントが定める「固定送金レート」に注意
留学エージェントが学費やホームステイ費用などのお見積りをした際に、そのエージェントが定める「固定送金レート」というものがあります。これは、上記のTTSレートに2,3円を足した額でお見積りしているケースが多いです。100万円の送金で3円足されると、3万円がエージェントの手数料になります。カナダ側にその留学エージェントの銀行口座があれば、カナダの銀行に直接お振込みした方が安いケースがほとんどですので、その点しっかり確認しましょう!