留学エージェントは、留学プランを一緒に作るところから学校の紹介、カナダに出発までの準備や留学中のサポートなどのサービスを提供するところが留学エージェントと呼ばれています。この数年でエージェントの数もかなり多くなってきました。エージェントの良し悪しを決めるのは「絶対的な情報量とカウンセラーの質」です。
知らないと損する、良い留学エージェントを選ぶ6つのポイントをご紹介します。
1.複数の国を扱う大手 VS カナダのみを扱うエージェント
2.日本 VS カナダ現地
3.有料 VS 無料
4.留学後も見据えた質の高いカウンセリングができるか
5.やたらと私立の語学学校を進めてくるのは要注意
6.本当に自分のためのことを考えてカウンセリングしているか
1.複数の国を扱う大手VS カナダのみを扱うエージェント
留学する国を決めるとき、ネット上でよく目にするのが「世界○か国で留学しよう」というセリフを目にするかと思います。はっきり言います。間違いなく1つの国を扱うエージェントの方が新鮮な情報量も多く、的確なアドバイスをもらえます。考えてみてください、多くの国を扱うということは、担当のカウンセラーがカナダに行ったことがない人だっているんです。それぞれの国には同じようにたくさんの学校があるわけで、情報を絞らないと複数の国を扱うエージェントは運営できないのです。カナダ留学に決めたのであれば、カナダ専門のエージェントを選びましょう。
2.日本 VS カナダ現地
大きく分けると日本に基盤があるエージェントと、カナダ現地を主体としたエージェントの2種類に分けられます。 日本のエージェントのメリットは、日本でしっかり対面でカウンセリングができて留学プランを出発前に決めていけるところです。デメリットとしては、現地よりも情報が希薄です。カナダ出発後は、カナダにオフィスがないので現地のサポートがどうしても弱くなってしまうのが弱点です。 現地エージェントのメリットは、情報量や質は最も高く、留学中のサポートも現地にオフィスがあるので何かあったときも対応は早いです。デメリットは、日本でしっかりとしたカウンセリングができないので出発までのサービスが弱点。留学プランや学校の相談もすべてメールでのやり取りになることが多いです。
3.有料 VS 無料
エージェントのサービスとしては主に、「留学カウンセリング」「学校手続き」「ビザ申請サポート」「滞在先の手配」「航空券手配サポート」「海外保険手配サポート」「留学中のサポート」が主に挙げられますが、これは今の時代、当たり前です。その中で、特に大手や地方のエージェント、日本のエージェントは、これらのサポート料を有料にしており、高いところだと10万近く取るところもあります。 現地エージェントは無料の場合が多いです。サービスの質ですが、大手と比べると24時間電話をかけられたりと組織の体制的なものは大手の方が良いですが、現地でのサポートは、現地エージェントの方がもちろんオフィスもあるので充実しています。 えっ?無料で経営は成り立つの?と考える方も多いかと思います。 実は、エージェントは学校に留学生を紹介することで、学校から紹介料(コミッション)をもらっているんです。その紹介料がエージェントの収入源になります。有料のエージェントはそれにプラスして、留学生からもサポート費用をもらっているんです。 イメージ こちらに関しては、有料か無料はエージェント選びではとても重要とは言えないです。もちろん安くなる分には良いですが、一番重要なポイントとしては、そのエージェントが信頼できて、尚且つ確かな情報量があるかどうかが最重要ポイントになります。 逆に現地エージェントの中には、できるだけ学費を割引するところもありますが、安くなればいいというわけではなく、そういうエージェントは留学生の希望に合わせずに学校からの紹介料が高い学校を選んでいるということもあるので、お金はもちろん重要ですが、そのあたりの見極めは大事になってきます。
4.留学後も見据えた質の高いカウンセリングができるか
さて、ある程度留学エージェントの形が見えてきたところで、次に重要になるポイントとしては、そのエージェントのカウンセラーがあなたの留学後の進路やキャリアを見据えたカウンセリングを行っているかがポイントです。もしあなたが「就活に留学の経験を生かしたい」と話したときに、「それだったらここの学校がお勧めですよ」という流れであれば要注意です。こんな簡単にあなたにあったベストな学校を紹介できるはずがありません。 質の高いカウンセリングとは、就活に留学の経験を生かしたいということであれば、まずどういう職種か、就職時期はいつ頃なので、いつまでには帰国するべきなので、この期間でできる留学を考えていきましょう、となるはずです。更に、その職種についての必要な資格を調べて、どのスキルや資格が就活の際に有利に働くのかということも一緒に考えてくれるとベストですよね。
5.やたらと私立の語学学校を進めてくるのは要注意
カナダの州立付属の語学プログラムは州政府が管理しているので、プログラムの質は実は高いのです。もちろんメリット・デメリットもありますが、留学生の目的によっては州立カレッジや大学で受講した方が良いという方も多いのです。 これはエージェントの裏事情でもありますが、州立のカレッジ・大学のプログラムは、紹介料(コミッション)が私立の学校よりも低く設定されているため、エージェントにとってはあまり紹介したくないプログラムとも言えます。 繰り返しになりますが、州立と私立の学校ではどちらもメリット・デメリットがあります。その上で、ずっと私立をお勧めするエージェントは本質的には、本物のカウンセリングができていないことになります。
6.本当に自分のためのことを考えてカウンセリングしているか
留学エージェントは、ただ学校を紹介するだけの機関であってはなりません。留学全体の見通しを立て、カナダ全土を舞台に活動できるような環境を整えるのが理想的なカウンセラーと言えます。 そもそも、Counseling(カウンセリング)とは、依頼者の抱える問題・悩みなどに対し、専門的な知識や技術を用いて行われる相談援助のことを指します。 留学カウンセラーの本来あるべき姿としては、留学を考えている人に対して、専門的な知識を持って相談することです。学校選びだけに特化したカウンセリングは的を得ませんよね。学校選び以外にも、カナダでできるボランティアや旅行、コミュニティーでの活動、地域の人とどのように出会っていくかなどと、学校以外の生活のアドバイスも含めて留学プランを立てていくことが大切だと考えます。自分のカナダでの体験を含めて、あなたのために少しでもプラスになるようなアドバイスをしてくれるエージェントを選びましょう。 最後に 本ウェブサイトを運営している管理人も、カナダ専門の現地留学エージェントです。ウエストコーストは、日本にもオフィスがあって、現地エージェントの中では唯一、日本でもしっかり時間をとって対面して留学相談ができる組織です。手続き費用等も無料ですし、カウンセリングに最も力を入れているので是非お気軽にご相談ください。