メジャーリーグ野球のトロントにあるチーム・ブルージェイズに所属している川崎選手から学ぶ英会話です。
日本人の場合、留学に行ったことのある人ならわかると思いますが、他の国の人と比べると、どうしても完璧に話そうとしてしまい、口数が減ってしまいます。インド人や南米の人は間違ってもいいので、どんどん英語を使っていきます。
その中で、メジャーリーグで活躍している川崎選手のインタビューは本当に素晴らしいです!
カナダ・スポーツネットのレポーターDavisさんが、右足の痙攣で試合を欠場することになった川崎選手に、「今日はどうしたんだい?」という質問からの会話です。
まずは、こちらの動画を字幕なしでご覧ください。
どうでしたか?聞き取れました?川崎選手、とても堂々とインタビューに答えていて、ジョークのセンスも抜群です。
さて、以下が動画のやりとりです。
※話英語なので、文法などが崩れています。
(D) How did you (like) feel today?
今日の調子はどうだい?
(K) Feeling good!
調子はいいよ!
(D) What happened?
何が起こったの?
(K) Just cramp.
ただの痙攣だよ。
(D) You told me what can you eat to help you make feel better?
調子を整えるために、何を食べるって言ってたっけ?
(K) Bananas!
バナナ!
(D) Why bananas?
なぜ、バナナ?
(K) Monkeys never cramp! You know, monkeys never cramp. Because monkeys everyday (eat) bananas. Two.
猿は決して痙攣しない。でしょ、猿は絶対に痙攣しない。毎日バナナを食べてるからね。2本。
(D) So, how many d’you (did you) have today?
それじゃ、今日は何本食べたの?
(K) Three.
3本。
(D) So, no more cramp for you?
そしたら、もう痙攣はないね。
(K) I need three bananas. Because a monkey never cramps.
私は、3本バナナが必要。なぜなら、猿は絶対に痙攣しないからね。
(D) Perfect! Thank you very much!
パーフェクト!どうもありがとう!
(K) Thank you, ありがとう。
ありがとう!
川崎選手がすごいのは、レポーターのインタビューに対して、しっかり質問の意味を理解して受け答えしていること。つまり英語を聞き取れていることです。
それ以上に学べることは、自分の使える単語量が限られていますが、とても堂々としていて、はっきり大きな声で発音していることです。
川崎選手が使った単語は20単語のみ!
英語はどれだけ綺麗に発音して文法を完璧にして伝えるかが重要ではなく、ユーモアや自分の思いを表現を間違えてもいいので伝えることです。川崎選手はチームのムードメーカーで、地元ファンも多いです。
ちなみに、「A monkey never cramps」はチームメイトやファンの間での流行語になったほど。川崎選手のユーモアセンスに脱帽です。
川崎選手のこれからの活躍に期待です!
最後に、先ほどの動画をもう一度!