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Langara College 体験談~LEAP(英語プログラム) ~


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カナダの中でもトップクラスの英語プログラムとされている、バンクーバーにある州立ランガラカレッジのLEAPプログラムの体験談です。

将来英語を使った仕事や、カナダの大学進学を目指している方には必見Minoriさんの体験談です。

 

 

1.LEAPを選んだ理由を教えてください。

カナダ・アメリカで大学レベルの教育を受けられる英語力を身に着けたいと思っていたので。
また、ウエストさんからLEAPのカリキュラムはハードな分、教師陣たちのレベルもかなり上だと聞いていたので。(当時私はビジネス英語やTOEICをあまり必要としていなかったということもあります。)

 

2.LEAPがどう役立つか

私がLEAPで一番伸びたと感じた英語力はWriting です。これは、毎日出される宿題で必ず何かしらの文章を書かされていたからだと思います。文章の内容はそれぞれのレベルによって異なります。たとえばLEAP2では、自分の故郷を紹介したり、LEAP8では自分の持ち込みのテーマを論文形式に6-7ページのエッセイにまとめました。これらのWritingはほぼ常に先生方の添削がはいり、文法などの間違いを指摘してくださいます。特にこちらのアカデミックで重要視される論理的、かつ明確な文章構成を丁寧に指導していただけるので、カナダやアメリカなどで大学・短大レベルの教育をうけられたいと考えておられる方にはおすすめかもしれません。(日本語で論文を書かれている方でも、英語では文章構成からして異なるので、こういった機会はあって損はないと思います。)
私は現在Langara本科に在学していますが、こうして培った英語ならではの思考回路は非常に役に立っています。

 

3.クラス・授業の様子

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LEAPのクラスはどのレベルでも基本的に少人数制なので(多くても一クラス20人強)、クラスメイト、そして先生方との距離感がとても近いと思います。

なので、先生方はよく生徒たちに質問を投げかけ、グループディスカッションに発展させることが多いです。また、その場で疑問があれば生徒の方から先生に質問する場面も多くありました。なので、日本の受け身になりがちな授業スタイルとはかなり異なるかもしれません。

 

実際、本科の授業でも、生徒たちがずっと黙って授業を聞いているということはまずありません。こちらの生徒は(ネイティブの生徒たち)自分たちが何故だろうと思ったことは授業中でも積極的に質問しますし、先生が今さっきおっしゃった問題に対して、やや批判的な(違う角度から)自分の意見を述べることもあります。

 

なので、前もって授業に対する積極性を養えることはとても貴重だと思います。

 

また、クラスメイトの構成は中国人が常に多めです。上のレベルに行くに従い、より国際色豊かにはなると思いますが(サウジアラビア、フランス、ブラジル等)。ここで要注意なのが生徒の中には自分の意見をなかなか曲げない人もいます。なのでこうした生徒たちとグループワークをこなしていくのは正直ほねがおれました。

 

明らかに相手の意見がまとはずれだとしても、自分の意見の方が正しいということを論破できない限り、自分の意見は通りません。

 

それに、日本ではディスカッションで黙っていても、あなたはどう思う?と振ってくれる方もいますが、こちらでは自分から発信しない限り発言の場は回ってきません。なので、最初はかなりのストレスでしたが今思えば、貴重な経験でした。

 

4.交流関係について教えてください。

クラスによって多少差があるかもしれませんが、クラスメイトも先生方も基本的にフレンドリーな方が多いです。なので、Final Examが終わった後にクラスで食事会をしたり、記念写真を撮ったりすることも少なくありません。

また、LEAPの教室自体が本科と同じキャンパスにありますので、一歩教室を出れば本科生たちのキャンパスライフを垣間見えます。
面白いのがLangaraにも日本文化に興味のあるネイティブたちが案外多くいます。そういう人たちはLangara Japan Clubなる日本文化を発信してくイベント(Facebookのページがあるみたいです)にも参加しているようです。

 

こうしたカナディアンは日本語を習いたいと思っている人も少なくないので、お互いに英語、日本語を教えあう場になるのではないかと思います。(たいていはアニメや漫画、日本の俳優さんたちの話題の受けがいいです。)

 

会話力だけは座学では伸び悩むことも多いので、実際の会話から学べる機会は本当に貴重だと思います。

 


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