基本的に、「現金」+「クレジットカード +「VISAデビットカード(特に未成年)」がお勧めです。 現金とクレジットカード1枚で入国される方も多いですが、郊外の地域だとカードが使えなかったりする場合があります。また、現金を持ち歩くのはリスクがあるので、現金は最小限にし、リスクを分散しながらお金を持ち込みましょう。 6か月以上の長期留学の場合は、「現金」+「クレジットカード」でカナダに入国した後、現地で銀行口座を開設後、日本の銀行から家族に生活費をまとめて海外送金してもらうのがお勧めです。 1. 現金を持ち込む 2. クレジットカード 3. VISAデビットカード 4. 国際キャッシュカード 5. カナダ現地で銀行口座を開設して日本から送金してもらう 6. まとめ
1.現金を持ち込む
到着後にすぐに使用する必要最低限の額として、2~3万円程度のカナダドルを用意します。大抵は、日本で換金するよりも、カナダで日本円からカナダドルに換金した方が為替レートは良いので、カナダ到着後に換金するのがお勧めです。心配なので日本でカナダドルを準備していきたいということであれば、日本の空港にも換金所はあります。 →カナダの為替レートの良いお勧め換金所
2.クレジットカード
できたら2枚あるといいのですが、最低1枚は持っていきましょう。多額の現金を持ち歩く危険もなくなり、レンタカーや携帯電話を契約するときの身分証明にもなります。 もし、持っていなければ、年会費が無料で海外保険補償が充実しているクレジットカードがお勧めです。 VISA または MasterCard が便利。JCBは使えないことが多いです。限度額は確認しておきましょう。 →海外旅行付帯保険のあるクレジットカードお勧めベスト3
3.VISAデビットカード
高校生などクレジットが作れない場合などには、Visaデビットカードがお勧めです。 VISAデビットを扱う銀行は増加傾向にありますが、いずれかの銀行で口座を持っているか、開設することになります。 使うときは、VISAクレジットカードと同じように使用できますが、実際にはクレジットカードではなくて、それぞれの銀行で作成した口座から直接引き落としされるため、入金されている金額がそのまま限度額となります。 このため、使い勝手はクレジットカードと同じく現地で買い物をしたり、ATMで現地通貨を引き出すことができてとても便利ですが、クレジットカードのように使いすぎてしまうという心配がありません。 お勧めのVISAデビットカード会社は、ジャパンネット銀行で、15歳以上から加入でき、年会費や海外ATM引出手数料が無料です。レートも3%と手頃です。→ジャパンネット銀行
4.国際キャッシュカード
国際キャッシュカード、日本の銀行で口座を開設し、世界中の提携ATMから現地通貨を引き出すことができるので便利。ただし、引き出しには手数料がかかるので、短期の留学で、授業料や滞在費を前もって支払っている場合、なければ、わざわざ作る必要はありません。キャッシング(引き出し)したときのレートは3~4%加算で、国際キャッシュカードでショッピングはできません。VISAデビットカードの方がショッピングもできてレートも安いので、わざわざ国際キャッシュカードを作る必要はありません。
5.カナダ現地で銀行口座を開設して日本から送金してもらう
現金とクレジットカードやVISAデビットカードを組み合わせて持ち込むと、しばらくは生活できますが、短期の留学であれば、クレジットカードのみでも問題ありません。しかし長期の留学になると銀行口座を開設した方が安く済みます。銀行間の海外送金だと為替レートは1.6%ほど(手数料抜き)なので、留学に使う生活費などをまとめて送金すると安いですよ。通常観光(ビジター)での入国だとカナダの銀行口座は開設できませんが、BMO銀行であれば観光でも口座の開設は可能です。 →詳しい記事を読む
6.まとめ
必ず現金とクレジットカードでお金を持ち込むようにして、必要であればVISAデビットカードも組み合わせて持ちましょう。長期留学の場合は、現地で銀行口座を開設して、日本から生活費をまとめて送金してもらいましょう。